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脱・指示下手! 超実践 部下や後輩に指示するスキル【第3回】指示の伝達を徹底する
前回から具体的な指示の仕方について、教えられる側にしっかりとその内容が伝わるスキルを紹介しています。前回は、相手に理解されるためには「指示」だけでなく「例示」や「演示」が大切だとお伝えしました。
今回は、指示を理解してもらうためのもうひとつの方法を学びましょう。
指示は1回では伝わらない
覚えが悪い(とあなたが思う)部下に対して、「指示通りにまったくできていないじゃないか」「指示をしたときに話を聞いていなかったんじゃないか」と、感じることはありませんか。
しかし、人は、1回話を聞いただけでは、聞いた内容を覚えて頭のなかに定着させることは困難です。1回だけの指示では、教える側は「伝えた」と思っていても、それは「伝えたつもり」でしかない場合が多いのです。
教えられる側は、聞き損ったり、理解が不十分だったりしているかもしれません。あるいは、教えられる側も「理解したつもり」になっていることもあります。結局は、その後の作業で指示を踏まえた活動ができなくなってしまうのです。
部下に対して指示や指導を一回しただけでは、伝わらないものなのだと考えを改めましょう。あなたの指示の仕方を変えなければいけません。
では、どうするか。
答えは極めてシンプルです。次ページで解説します。
荒巻基文
1949年生まれ。京都出身。
京都教育大卒。ソニー企業にて海外での人材育成業務などに携わり、96年に独立。企業研修や指導を行うアイビジョン株式会社を設立し代表取締役。2009年から産業能率大学経営学部教授。部下指導法や営業、プレゼンテーションなどのビジネススキル、キャリア開発、異文化コミュニケーションなどの領域で、著名企業での研修実績多数。
著書は、「『教え方』教えます」、「プレゼンテーションの技術」、「コンサルティング・セールスのすべてがわかる」、「Perfect『ビジネスコミュニケーション』」(いずれも産業能率大学出版部)など。

